振袖の選び方って?基準やポイント・注意点を解説
それらを踏まえると「成人式では自分に似合う振袖をオシャレに着こなしたい」と思うもの。
しかし、たくさんの振袖の中からご自身に似合う振袖を選ぶのはとても難しく感じることでしょう。
そこで今回は、振袖の選び方について解説していきます。
晴れの日を思いっきりオシャレに仕上げたい方は、紹介する選び方を是非参考にしてみてください。
振袖の選び方って?

振袖の選び方の基本は、「ご自身が着てみたいかどうか」です。
しかし、振袖も普段のファッションと同様にトレンドがありますし、ご自身に似合う色、デザインがあります。
振袖をオシャレに着こなすためにも、下記で紹介する振袖の選び方のポイントをチェックしてみましょう。
■柄・テイスト
振袖選びを始める前に、あらかじめ自分の振袖姿をイメージしてみましょう。
振袖カタログの写真などを見て、ご自身の好みの色や柄を探しておきましょう。実際に見ると雰囲気が異なる場合もありますが、あらかじめイメージを固めておくと振袖選びがスムーズに進みます。
以下では振袖の柄、テイストでの選び方をまとめています。
王道の柄
振袖は定番・王道の柄があり、時代が変わっても根強い人気があります。時代の流れによって王道の柄にトレンドのエッセンスを加えて、よりオシャレに着こなすケースもあります。代表的な王道の柄は以下の通りです。
松竹梅:忍耐力、成長などの意味が込められており、成人式などのおめでたい日にぴったりの絵柄です。
鞠:高貴さや品格のある柄で「健康に成長する」「弾むような幸せが続く」などの意味合いがあります。
花柄:花柄の中でも桜、菊、牡丹、椿、薔薇は豪華さを演出できることから人気があります。花ごとに意味合いが異なります。
流水文様:流水文様は水流に植物などが描かれており、上品さを演出できます。困難や災難を流し去るなどの意味があります。
鶴:生命力の高さや長寿などの意味を持つ鶴は、美しさと高貴さを際立たせます。
トレンドの柄
振袖のレンタルショップや販売店では毎年新作が発表されており、その年のトレンド柄が反映されています。流行りに敏感な女性はその年のトレンドの柄を選ぶのも良いでしょう。ここ数年でトレンドになっている柄は以下の通りです。
レトロ柄:大きな柄とはっきりとした色合いが特徴的です。
大人っぽい柄:派手過ぎずシンプルなデザインです。
古典柄:日本の伝統を感じられるデザインです。
無地:柄や刺繍が入っておらず、優美な印象に仕上がります。
■身長・体型
同じ振袖でも、身長や体型が異なれば見え方も変わります。
身長の高い方と小柄な方では同じ振袖を着ても印象が変わるため、身長・体型に合わせた振袖選びが大切です。
以下では身長・体型ごとに似合う振袖をまとめています。
身長が低い方:淡い色味で小さな絵柄が全体に散りばめられた振袖
身長が高い方:濃いめの色で大きな絵柄が全体に入っている振袖
ふくよかな方:寒色系の色で縦や斜めに柄が入っている振袖
スレンダーな方:暖色系でボリューム感のある絵柄の振袖
■パーソナルカラー
近年ではパーソナルカラーで振袖を選ぶ方も増えています。ご自身のパーソナルカラーを知ることで、あなた自身の魅力を引き出してくれる振袖を選べます。
パーソナルカラーは、肌・瞳・髪の色からご自身に似合う色のことです。以下ではパーソナルカラーごとの特徴と似合う色を紹介しています。
イエベ春
特徴:黄みのある明るいトーンの肌、地毛が明るいブラウン系、色素が薄くキラキラした瞳。
似合う色:オフホワイト、コーラルピンク、ルミナスコーラル、ハニーイエロー、クロッカス、アクアマリンなど明るく鮮やかな色。
ブルべ夏
特徴:黄みが少ない肌質、ダークブラウンの瞳、細くて柔らかい髪質。
似合う色:マシュマロホワイト、ベビーピンク、ストロベリー、スカイブルー、ラベンダーなど寒色系のパステルカラー。
イエベ秋
特徴:マットな肌質、ダークブラウンの瞳と髪質。
似合う色:バニラホワイト、アプリコット、パプリカ、スイートコーン、ナイルブルー、プラムなど深みのある色。
ブルべ冬
特徴:透き通るような白い肌、黒い瞳とツヤのある黒髪。
似合う色:・スノーホワイト、パールピンク、ワインレッド、ムーンライト、ロイヤルブルー、バイオレットなどメリハリのある色。
振袖を選ぶ際のポイント・注意点

人それぞれ似合う振袖の色柄は異なります。振袖の種類は数多くありますが、その中からご自身に似合う振袖を選ぶ際は、以下のポイント・注意点を意識してみましょう。
■試着してから決める
振袖選びで失敗しないためにも試着は欠かせません。まず振袖は普段の洋服と作りが異なるため、試着をして身の丈に合ったサイズを選ぶことが重要です。
カタログで振袖を選ぶ方もいるかもしれませんが、実際に見てみるのとカタログでは微妙に違う場合があります。
お気に入りの振袖を見つけた際は、ご自身のサイズ、イメージに合ってるかを確認する意味でも試着をしましょう。
■第三者の意見を聞く
振袖は普段の洋服と異なりますし、たくさんの振袖を見ると悩んでしまうことも少なくありません。
試着をする際は、ご自身のことをよく知る家族や友達に同行してもらい意見を聞きましょう。客観的な意見を聞くことで冷静に振袖選びができます。
振袖レンタルショップや販売店に行くとお店のスタッフが担当で付いてくれるため、スタッフに尋ねるのもおすすめです。プロのスタッフにアドバイスをもらうことで新しい発見があるかもしれません。
■振袖選びは1~2年前に始める
振袖の新作発表がされるのは、成人式の1~2年前とされており、この時期に振袖選びを始めるとトレンドを押さえた振袖に出会えます。
特に振袖をレンタルする場合は2年前から予約をしても良いでしょう。
振袖を早めに予約するメリットは以下の通りです。
・成人式当日の着付けやヘアメイクもちょうど良い時間に予約できる
・前撮り撮影も希望の日時で予約できる
・トレンドの新作振袖から選べる
レンタルショップで振袖を選ぶ場合は基本的に早いもの勝ちとなるため、出遅れてしまうと成約済みでレンタルできなくなります。
成人式の準備が遅れると着付け・ヘアメ・前撮りの予約も希望日時が通りにくくなる可能性があります。
特にヘアメや着付けを行う美容室は成人式当日に予約が満席になり、早朝しか予約がとれなくなることもあります
振袖の選び方について
今回は、振袖の選び方を解説しました。振袖の選び方で重要なことは、ご自身のパーソナルカラー、身長・体型を把握することです。ご自身のことを把握することで自分に似合う振袖が見つけやすくなります。
振袖選びを始める前に「どのようなコーディネートが良いか」をイメージしておくこともおすすめです。
一人で決めるのが難しい場合は、家族や友達、お店のスタッフに相談してみましょう。
ご自身に似合う振袖を探している方は振袖ショップの【20Lab.(ハタチラボ.)】をチェックしてみてください。
【20Lab.(ハタチラボ.)】は仙台、東京、神戸に店舗を構えており、試着から成人式当日までトータルサポートしています。
振袖の購入やレンタルを検討している方は、ぜひ【20Lab.(ハタチラボ.)】へお問合せください。